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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.03.29 13:39

NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2018第6戦マーティンズビル レースレポート

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海外レース他 | NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2018第6戦マーティンズビル レースレポート

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第4戦 Alpha Energy Solutions 250

開催日:3月24/26日

トヨタ・タンドラが最後まで首位を争い2-3位

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第4戦『Alpha Energy Solutions 250』が3月24日(土)と26日(月)にかけてマーティンズビル・スピードウェイで開催されました。

 24日(土)午後2時5分、湿度が高く、天候が心配される中で0.526マイルショートオーバルを70周/70周/110周の3ステージ合計250周(131.5マイル:約210km)して競われるレースのスタートが切られましたが、スタートから10分足らず、23周したところで雪が降り始め、レースは赤旗中断。

 一旦は翌25日(日)への順延が決まりましたが、季節外れの雪はその後も降り続け、翌日も全走行がキャンセルに。トラック・シリーズ戦の続きは、26日(月)、カップ戦の前に行われることとなりました。

 26日(月)は一転雲一つ無い快晴に恵まれ、午前11時にレースは再開。昨年エクスフィニティ・シリーズにデビューし、今大会、トラック・シリーズにも初挑戦する20歳のカイル・ベンジャミンが予選4番手から上位を争い、ステージ1は5位。

 昨年秋のマーティンズビル戦で自身初勝利を挙げた19歳のノア・グラッグソンが8位、今季第2戦で勝利を挙げたブレット・モフィットが9位となりました。

 ステージ2では、予選で23番手と沈み、その後エンジン交換のために後方スタートを余儀なくされた、今季初レースとなる17歳のトッド・ギリランドがポジションを上げ、首位争いを展開。ステージ2ではギリランドが2位、モフィットが6位、グラッグソンが7位、ハリソン・バートンが10位、ベンジャミンは12位となりました。

 ステージ3では、ピット戦略を変えたベンジャミンが首位に立つと、ギリランドがこれに続いて、トヨタ・タンドラの1-2体制に。しかし、ギリランドは終盤ハンドリングの不調に見舞われ、残り12周というところで出されたコーションでピットインするも、ライバル勢は入らず、一気に15位まで後退を余儀なくされてしまいました。

 残り7周で再スタートが切られたあとは、ベンジャミンとモフィットが首位を猛追。ベンジャミンはファイナルラップの最終コーナーまで、ぎりぎりのバトルを繰り広げましたが、惜しくも逆転はならず。

 ベンジャミンはトラック・シリーズデビュー戦での勝利こそ叶わなかったものの2位。モフィットは3位で続き、3戦連続のトップ3フィニッシュとなりました。グラッグソンが5位。バートンが8位でトヨタ・タンドラは出場5台中4台がトップ10フィニッシュ。今季初出場の17歳、ギリランドは終盤の不運もあり14位に終わりました。

 次戦第5戦は5月4日(金)に米国東部デラウェア州ドーバーのドーバー・インターナショナル・スピードウェイで開催されます。

ドライバー カイル・ベンジャミン

「最後は本当に惜しい結果でした。我々のトヨタ・タンドラは特にロングランで絶好調でしたが、残念ながら最後はショートランで決着をつけることになりました。ファイナルラップの最終コーナーでは、僅かに彼と接触しながらのバトルでしたが、かわすまでには至りませんでした。でも良い一日となりました」


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