「王子と私は2017年のスウェデュッシュGTでとても良いシーズンを過ごした。今季はGTBに参戦クラスが変わることもあり、ふたたびタイトな勝負のなかで彼をアシストする意欲を感じている。2018年も母国スウェーデンのシリーズで戦えるのは光栄だ」と、意気込みを語ったビョーク。
そして、ビョークとスイッチしながらフィリップ王子とペアを組むゴランソンは、開幕戦となる5月4~5日のクヌットストープ戦で久々にシアン・レーシングと合流を果たす。
「2016年のSTCCで彼らとともにタイトルを勝ち獲って以来、ふたたびともに働けることに興奮している。近年のフィリップ王子のドライバーとしての進化に深く感銘を受けている。彼のタイトル獲得の野望を叶えるために、全力で戦うつもりだ」とゴランソン。
一方、STCCの2018年シーズンに向けても着々とチーム体制が確定しつつあり、昨季最終戦のマントープパークでレストラップ・レーシングからスポット参戦した23歳のアンドレアス・ウェルナーソンが、同チームからフル参戦することが決定。
同チームがオペレーションを担当するエクスペリオン・レーシングは、引き続きアルビン・ワルネロがステアリングを握る。
同じくフォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRを走らせていたミュッケ・カジャード・レーシングは、今季から2台体制に拡大しアンドレアス・アールベルグに加えてオスカー・クルーガーを起用。25歳のアレックス・アンダーソンもブロバリアン・デザインからSTCCデビューが決まり、アウディRS3 LMSをドライブする。
そして、昨季はPWRレーシング・セアト・ディーラーチームに所属したポーカー・ウォーレンバーグは、PWRのサテライトとなる“レーシング・フォー・チャリティ”の登録名でアウディRS3 LMSを投入。今季からクプラのブランド名に一新され、4台を投入するトップチームとは異なる体制でエントリーすることとなった。
STCCの2018年開幕戦は、スウェデュッシュGTとの併催で5月4~5日のクヌットストープで幕を開ける。



