また、2017年はマニュファクチャラーズと同時に、ドライバーズタイトルも獲得したレネ・ラストは、引き続き彼のパーソナルナンバーである33を掲げて今季も戦うことを決めている。
アウディスポーツのDTMプロジェクト代表を務めるディーター・ガスは、この2018年仕様マシンの公開に際し「我々の長年のパートナーとともに、タイトル防衛のシーズンに挑めることを誇りに思う」と語った。
「引き続き2018年も多くの勝利とタイトルを勝ち獲りたいし、願わくばその最高の栄誉であるDTMのドライバーズチャンピオンも、引き続き我々の手中にできればと願っている」
そのラウンチを経てドイツ・ホッケンハイムで始まった4日間のテストではBMWモータースポーツ、BMW M4 DTMのマルコ・ウィットマンが初日トップタイム。131ラップを走破して1分32秒378というタイムをマークした。
これは昨年の同トラックのポールポジションから遅れること2秒と、新規空力規制の効果を推し量るのに最適な材料となった。
続く2日目にはメルセデスAMGのゲイリー・パフェットが1分32秒942で、BMWに代わってトップタイムを記録。同じく今季メルセデスをドライブするダニエル・ジュンカデラは、直前のバイクトレーニングで肋骨を負傷したにもかかわらず、レースシミュレーションを敢行して104周を走破するなど、順調にプログラムを消化している。
そして3日目には、アウグスト・ファーフスを筆頭にブルーノ・シュペングラー、ウィットマンのBMW勢がトップ3を独占。翌日最終日を担当するアウディのフラインス、デュバル、ニコ・ミューラーがどこまで巻き返せるかに注目が集まっている。



