更新日: 2018.04.17 13:44
フォーミュラE:アウディ 2017/18第7戦ローマE-Prix レースレポート
アプトは、スタートでチームメイトの前に出ましたが、その後のピットストップで手間取り、ふたたびディ・グラッシが先行する展開となりました。さらに、レース前半にはピットと交信するための無線が使えないトラブルも発生しました。アプトは、次のようにコメントしています。
「ピットと交信できなかったので、完全に孤立状態となり、エネルギー管理に関する情報を受け取ることができませんでした。いずれにしてもマシンは速く、セカンドカーではトラブルは発生しませんでした」
「セバスチャン・ブエミとアンドレ・ロッテラーは、簡単には抜かせてくれませんでした。この2台をオーバーテイクするのに、かなり手間取ってしまいました。あと1周あれば、表彰台を獲得できたと思います」
「それでも、予選9番手からスタートして、貴重なポイントを稼ぐことができて大変うれしく思っています。ファステストラップも記録することができました」
また、チーム代表のアラン・マクニッシュは、次のように述べています。
「今日のレースは、手に汗握る展開となりました。レース終了間際は、トップ3台の接近戦となり、ルーカスが優勝するのか、それとも3位になるのか、まったく分からない状態でした」
「最終的には2位と4位でフィニッシュして、ダニエルはファステストラップも記録することができましたので、大変うれしく思っています。パリで開催される次のレースを今から楽しみにしています」
アウディ・モータースポーツ代表のディーター・ガスは、次のように語っています。「素晴らしいヨーロッパシーズンのスタートを切ることができました。ローマというロケーションは最高の舞台で、コースの状態も良好でした」
「レースは波乱の展開となりましたが、良い結果を出すことができました。予選のグリッドを考えると、素晴らしいレースだったと言えるでしょう」
第7戦を終了して、合計50ポイントを獲得したアプトは、ドライバーズランキングで5位となっており、39ポイントのディ・グラッシは8位につけています。チームランキングは、4位にポジションを上げました。今回のレースで31ポイントを獲得したアウディスポーツ・アプト・シェフラーは、ローマでもっとも成功を収めたチームとなりました。
アウディはローマで、フォーミュラEのレーシングタクシーとして、未来的な電気自動車のレーシングカーコンセプト『アウディe-トロン・ビジョン・グランツーリスモ(Audi e-tron Vision Gran Turismo)』を発表しました。
このマシンに同乗してサーキット走行を体験したゲストの中には、フォーミュラE CEOのアレハンドロ・アガグとAUDI AG取締会会長ルパート・シュタートラーも含まれていました。
フォーミュラE第8戦は2週間後の4月28日、フランスのパリで開催されます。次のレースでも、アウディe-トロン・ビジョン・グランツーリスモがサーキットに登場します。
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※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。