5月13日(日) レース2

 日曜日は小雨が降るコンデションとなり、狭い上に濡れた路面でトリッキーなコンディションとなった。またも混乱したレースとなったがマーカスはこの混乱をかい潜って3位でゴール。デビューラウンドで見事ポディウムを獲得した。
 
 ラルフは8位、ロバートは9位でルーキークラス3位を獲得。ミックは10位、周は12位と下位に沈んだ。

レース3

 さらに雨脚の強くなった夕方のレース3。このレースは伝統のポー・グランプリのタイトルが掛けられる。誰もがプレマ・セオドールには勝ち目は無いと思えたこのレース。フォーメーションが終了し、フロントローの#39 アレックス・パロウ(ハイテック)の動きがおかしいと感じたその瞬間、レッドシグナルが消灯。
 
 パロウがストール! 大混乱するグリッド上でいきなりトップに躍り出たのはなんとラルフ・アーロン! ラルフは後続をグングン引き離して行く。その後方で次々にアクシデントが発生。残り12分の段階で赤旗が掲示されレースは中断。
 
 しばらく天候の回復を待ったがそのままレースは中止、ラルフの優勝が決定した。ロバートは6位、ミックは混乱の中をかい潜り7位。周は13位に終わった。なお規定周回数の75%をクリアしていない為、付与されるポイントはハーフポイントになることがアナウンスされた。

レース後コメント

#1 周 冠宇

「予選1については満足しています。レースは本当に信じられない結果となりました。中国人として初めて国際レースで優勝したと言うことが本当に嬉しい!」

「予選2は本当にタフでした。後ろからのスタートでオーバーテイクもなかなかできなかった。ポイントフィニッシュではなかったけれど、良いレースができました」

「レース3は18番手スタートで13位フィニッシュ。そこまでカバーできましたが結局雨でそこで終わり。ポイントは取れませんでしたが、中断でポイントがハーフなのでシリーズランキングでそれほど大きな差を着けられずに済みました」

#4 ミック・シューマッハ

「FPではトップタイムを出せて良い状態で予選を迎えました。ところが序盤良かった予選でしたが、サスペンションを痛めてしまいタイムアップならず。レース1では良いスタートを決めて、いくつかポジションアップを果たせました」

「しかし他のドライバーとコンタクトしてしまいさらに他のクルマがそこに突っ込んできて大きくポジションを落としてしまいました」

「レース2は良いスタートを切れて10番手までアップ。レース3は雨は降っていたんだけれどスタートを決められ自分のポジションを作れた。レースは中断になってしまいましたが7位までポジションアップ。次のレースに期待します」

ミック・シューマッハー(プレマ・セオドール・レーシング)

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