続いてはファストフライデイのノートウラップでは最速だったウィル・パワー。1周目は227.946mph、2周目はスピードを上げ228.196mph、3周目もさらにスピードアップ。そして4周目をも228.385mphで走行し平均228.194mph。カストロネベス、パジェノーには届かず3番手に。
カナーンはディクソンに次ぐ暫定9番手、女性ドライバーのピッパ・マンは暫定30番手となり、いよいよ佐藤琢磨がアテンプトへ。

ウォームアップ走行を223.221mphで走行した琢磨は、1周目を226.371mph、2周目を225.786mph、3周目は膨らんでしまいスロットルを戻し224.135mph。4周目は225.771mphと平均225.513mphでスピードは伸びずレイホールの前の暫定26番手と厳しいアテンプトになった。
35人目のラストアタッカーは、エド・カーペンター。1周目を229.266mphと最速で回り、オーバル職人の本領を発揮。しかし、カストロネベスには届かず暫定2番手に。

全車が1回目のアテンプトを終え、残りは約50分。34番手のコナー・デイリーが再びアテンプトに入る。しかしスピードは伸びず34番手のまま。セルビアも再びアテンプトに入るも途中でアテンプトを止めてしまう。
3度目のアテンプトに入ったデイリーは、33番手とのスピードでマンを上回った。ハンター-レイはファストナインを目指し再アテンプトへ。しかし暫定13番手に留まる。
セルビアも3度目のアテンプトでようやく4周を走り切り31番手に。これでバンプアウトされたデイリーが再びアテンプトし32番手に。最下位のマンも再アテンプトをするも33番手以内に入ることができず途中でアテンプトをストップ。
バンプアウトされたヒンチクリフも2度目のアテンプトへ。しかし、マシントラブルかアテンプトせずにそのままピットロードへ向かい、34番手のまま残りは約8分に。
レイホール、そしてロッシが再アテンプト。ロッシは10番手とぎりぎりでファストナインには進めず。
マンも予選通過を目指し再アテンプトへ挑むも、33番手のジェームズ・デイビソンには届かない。そして無情にも予選1日目のセッションは終了の時刻に。

アテンプトを待っていたヒンチクリフは再アテンプトをすることはできず、ステアリングを外し予選落ちの結果を受け入れた。
予選1日目からドラマティックな展開となったインディ500。20日はグリッドを決めるポールデイが行われる。