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投稿日: 2018.05.22 14:00
更新日: 2018.05.22 14:47

フォーミュラE:アウディ 2017/18第9戦ベルリンE-Prix レースレポート


海外レース他 | フォーミュラE:アウディ 2017/18第9戦ベルリンE-Prix レースレポート

フォーミュラE第9戦で、アウディがワン・ツー・フィニッシュ

◆ダニエル・アプトが優勝、チームメイトのルーカス・ディ・グラッシも4戦連続で2位
◆アウディスポーツ・アプト・シェフラーは、フォーミュラE史上初めてフルポイントを獲得

 2018年5月19日 ベルリン:電動パワートレインによるレースシリーズ、フォーミュラE選手権の第9戦がドイツのベルリンで開催されました。ホームレースとなるこの大会で、アウディは完全優勝を果たしました。
 
 アウディスポーツ・アプト・シェフラーは、ポールポジション、ワン・ツー・フィニッシュ、ファステストラップのすべてを達成し、E-Prix史上初となるフルポイントを獲得しました。

 ダニエル・アプトは、熱狂的な観客が見守るなか、テンペルホーフ空港の跡地に特設されたコースで見事な勝利を収めました。この25歳のドイツ人ドライバーは、ホームレースで完璧なパフォーマンスを披露しました。
 
 アプトは、予選では不利な第1グループからの出走となったにもかかわらず、上位5台で争われる最終予選の“スーパーポール”へ楽々と進出。自信溢れる走りで、フォーミュラEで自身2度目のポールポジションを決め、最初の3ポイントを獲得しました。決勝レースでも圧倒的な強さを見せ、ファステストラップも記録して勝利に華を添えました。

 アプトは、ドイツ連邦交通大臣のアンドレアス・ショイヤーから優勝トロフィーを授与された後、次のようにコメントしています。
 
「これまでのキャリアで一番重要な勝利ではないか思います。最初から最後まで信じられないような1日となりました。ポールポジション、優勝、ファステストラップ、さらにはワン・ツー・フィニッシュも決めてフルポイントを獲得することができました。僕たちをサポートしてくれたすべての人に感謝します。これまで経験したことがないほどの喜びを感じています」

 今回のレースでは、ディ・グラッシが2位に入り、アウディが完全優勝を果たしました。ディフェンディングチャンピオンのディ・グラッシは、アウディe-トロン・FE04を駆ってグループ予選でファステストラップを記録したものの、スーパーポールセッションではスリップによる僅かなタイムロスが響き、決勝レースは5番グリッドからのスタートとなりました。
 
 しかしディ・グラッシは、スタート後に素晴らしい追い上げを見せ、12周目には2番手にポジションを上げます。さらに、素早いピットストップによってチームメイトのアプトに追い付きます。その後は安定したレース運びで、このレースで3位に入ったジャン-エリック・ベルニュ(テチーター)に12秒以上の大差をつけて2位でチェッカーフラッグを受けました。

ダニエル・アプト(アウディスポーツ・アプト・シェフラー)
ダニエル・アプト(アウディスポーツ・アプト・シェフラー)
ダニエル・アプト(アウディスポーツ・アプト・シェフラー)
ダニエル・アプト(アウディスポーツ・アプト・シェフラー)
母国ドイツでワン・ツー・フィニッシュを飾ったアウディスポーツ・アプト・シェフラー
母国ドイツでワン・ツー・フィニッシュを飾ったアウディスポーツ・アプト・シェフラー


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