一方、2012年にスポーツカー・レーシングの最高峰に復帰して以降、まだ追加エントリーの枠を使用していないトヨタは、来季に向けてサードカーの可能性を残している。
「我々はまだ意思決定の段階には到達していない」と語るのは、トヨタ・モータースポーツGmbHのテクニカルディレクター、パスカル・バセロン。

トヨタは先のル・マン24時間で、残り5分のところで勝利を逃している。
「我々が今年のル・マンで3台体制を敷いていたなら、おそらく、ル・マンでの勝利を獲得することができただろうね」
ただし、これまでのトヨタの哲学では、LMP1のコンテンダーたちが不要なリソースを割いてまで追加のマシンを走らせることに抵抗していた。
