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投稿日: 2016.08.18 15:05
更新日: 2016.08.18 15:08

BTCCスバルのベテラン、プラトの悪口雑言に運営側が困惑「きわどい攻撃だ」


海外レース他 | BTCCスバルのベテラン、プラトの悪口雑言に運営側が困惑「きわどい攻撃だ」

「問題の重要な事実は、彼と彼らの現在のパフォーマンスレベルは、運営団体であるTOCAや、すべてのBTCCチーム、そしてエンジン・テクニカル・レビュー・パネル(ETRP)の努力によるものなのだ」

「今季開幕の2イベントで、彼らが主催側に申請したインテークマニフォールド形状では、規定のブーストレベルに見合う性能が見込めないことが判明した。規定では3年間は──インテークマニフォールドを含む──エンジンの主要コンポーネントに関する変更が凍結されているため、本来なら彼らは打つ手がなかったはずなんだ」

「しかし、純粋にTOCAの好意を介して、すべての競合BTCCチームと、そのエンジンビルダーたちが合意したことで、彼らはその規定の放棄とパフォーマンスの修正が可能になるという、ユニークな機会を与えられた」

「そうして採用した新しいマニフォールドとカムシャフトが機能したことでの、4ポールポジション、4勝、15表彰台フィニッシュである……と見るのが妥当だろう」

「まぁ、それでもジェイソンはまだ不満を言うだろうし、今後も『適切なパフォーマンスレベルではない』と発言するだろうと思う。それは単純におかしなことだ。TOCAだけでなく、すべてのBTCCチーム、エンジンビルダーへの“きわどい攻撃”とも言えるね」

「ターキントンも僕も、軽くても重くてもBMWとラップタイムが変わらない」とプラト
「ターキントンも僕も、軽くても重くてもBMWとラップタイムが変わらない」とプラト

 プラトのこうした発言は、彼のキャラクターを踏まえた「いつものこと」であるという共通理解があるとはいえ、ゴウは、このユニークな協力と合意がなければ、BTCCスバル・レヴォーグのパフォーマンスは現在のレベルにはなかっただろうと、改めて説明。同時に、TOCAや、チーム、エンジンビルダーが感謝されることはあれど、不平を言われるとは想像もしていなかった、と繰り返した。

「ただし、チームBMRもジェイソンと同じ見解で、その意図を反映したものであった……と言うなら話は別だ。彼らの主張を聞く準備はある」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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