今回のレースでは、さらなるポイント獲得のチャンスがありましたが、ネルソン・ピケJr.(パナソニック・ジャガー・レーシング)によって阻まれてしまいました。レース開始直後の1周目、前回のレースで優勝したダニエル・アプトにネルソン・ピケJr.が追突。このアクシデントで、アプトはマシンのリヤウイングを失ってしまいます。
 
 アプトは予定外のピットストップを強いられ、ポイント圏外の13位でのフィニッシュとなりました。アプトは、次のようにコメントしています。
 
「チームのスタッフは、驚くような速さでリヤウイングを交換してくれました。レースに復帰するまでにセーフティカーが入ってくれると良かったのですが、不運なことに、そうはなりませんでした。とても残念ですが、ルーカスとチームが優勝できたので嬉しいです」

 アウディモータースポーツ代表のディーター・ガスは、次のように語っています。
 
「ダニエルは、本当に不運としか言いようがありません。オープニングラップの混乱の中で起こったあのアクシデントは、どうすることもできませんでした。それでも、今日はチームにとって素晴らしい1日となりました」

「熱狂的な大観衆と素晴らしい雰囲気のなかで、そして最高のサーキットで優勝することができました。ルーカスの走りも見事でした。5番グリッドからスタートして、上位の全マシンをオーバーテイクして優勝するのは、そう簡単なことではありません」

アクシデントに泣いた前戦ウイナーのダニエル・アプト(アウディスポーツ・アプト・シェフラー)

 チーム代表のアラン・マクニッシュは、次のように述べています。
 
「ルーカスは、まさに完璧なタイミングでアタックをしかけていました。彼のチームスタッフにも満足しています。今シーズンは厳しいスタートとなりましたが、現在は完全に本来の力を取り戻しています。そしてもちろん、64年ぶりにスイスで開催されたレースで優勝することができて、たいへんうれしいです」

チューリッヒで今季初勝利を飾ったルーカス・ディ・グラッシ(アウディスポーツ・アプト・シェフラー)

※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。

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