更新日: 2018.08.02 16:50
プレマ・セオドール・レーシング ヨーロピアンF3第3大会ノリスリンク レースレポート
6月24日/日曜日 レース2
空を雲が覆うなか、ところどころ晴れ間を見せたノリスリンク。F3キャリア初ポールのシュワルツマンに期待がかかります。しかし、シグナルアウトした直後の1コーナー、他のマシンにウォールに追いやられ接触。残念ながらリタイアとなってしまいました。
一方、3番グリッドからスタートしたアームストロングは順位を守りきり、再度ポディウムに登ります。後方20番手から追い上げを見せたシューマッハーは見事9位入賞。グァンユーとアーロンはそれぞれ12位、13位でレースを終えました。
※なお暫定表彰2位の#65 エナム・アーメド(ハイテック)はレース終了後に、20秒のタイム加算ペナルティが課せられ15位に降格。これによりアームストロングが3位から繰り上がり、2位になりました。
レース3
波乱に満ちたノリスリンクで行われる最後のレース3。なんとレース1、レース2でポディウムフィニッシュを決めたFDAドライバー、アームストロングがまたもや表彰台を獲得しました。
セーフティカーが2度も入る荒れた展開のなか、3番手までポジションを落としたものの、なんとかトップ3をキープしたままチェッカー。また今回厳しいレースウイークを送る同じくFDAドライバー、グァンユーはレース3でなんとか4位入賞を果たし、この3レースの中で一番の結果を出しました。
アーロンは順調に順位を上げ、後方のグリッドから6位入賞。シュワルツマンもなんとか順位を守りきり7位入賞となりました。母国レースだったシューマッハーは8位でチェッカー受けたものの、ペナルティにより15位へと降格となりました。
#1 ジョウ・グァンユーのコメント
「マシンは本当に良かったですしグループの先頭でアタックできたため、好タイムを期待できました。しかしアタック中に路面が乾きはじめグリップが不足。タイヤを滑らせながら予選を終えることになりました」
「厳しい予選でしたがレース1では、なんとかポイントを持ち帰ることができました。予選2ではアタック中少し雨が降ってきてしまい、思ったとおりの結果がでませんでした。その後行われた予選3ではセカンドローを獲得できたので、そこは良かったです」
「レース2はスタートしてから数周のレースペースは悪くありませんでした。ところが別のマシンがタイヤをロックさせて、僕の方に突っ込んできました。接触回避のために、残念ながら8番手のポジションを落とすこととなりました」
「レース3では#44 ユーリ・ビップス(モトパーク)に壁に追いやられ4番手のポジションを失いました。最終的にポジションを取り戻し4位入賞となりましたが、今回のノリスリンクではポディウムを得ることができず、良い週末とは言えません。非常に残念です」
#4 ミック・シューマッハのコメント
「予選1は非常に良いアタックができました。セッション全体ではポール争いに加われるほどでした。しかしマーシャルの誤審により、ペナルティを受けレース1は7番手スタートとなりました」
「予選での不幸はありましたが、レース1はスタート時に順位をふたつ上げ、5位入賞ができました。他のマシンが速いなかで貴重なポイントを獲得でき本当にうれしく思っています」
「予選2、3ともに20番手グリッドからのスタートとなってしまいました。レース2では後方から追い上げ、なんとかポイントを獲得できるポジションでチェッカーを受けました。レース3については8位でレースを終えましたがその後ペナルティを受け、降格となってしまいました。次回のザントフールトで良いレースができることを楽しみにしています」
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