NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第12戦 Buckle Up in Your Truck 225
開催日:7月12日
若手駆る3台のトヨタ・タンドラがトップ10フィニッシュ
NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第12戦『Buckle Up in Your Truck 225』が7月12日(木)にケンタッキー・スピードウェイで開催されました。
12日(木)午後7時50分、1.5マイルオーバルを35周、35周、80周の3ステージ合計150周(225マイル:約360km)して競われる決勝レースがスタートしました。
今季4度目のポールポジションを獲得した19歳のノア・グラッグソンと、ケンタッキーでの初レースながら2番手グリッドを獲得した18歳のトッド・ギリランドが最前列に並んでスタートを切り、序盤はグラッグソンが独走。
グラッグソンは終盤ハンドリングが悪化し、追い上げてきたライバルとの首位争いを繰り広げましたが、惜しくも2位。ギリランドが3位。今季エクスフィニティ・シリーズにフル参戦し、今大会はトラック・シリーズにも掛け持ちでスポット参戦している21歳のブランドン・ジョーンズは6番手スタートから4位でステージを終えました。
ステージ2は、2番手スタートのグラッグソンが首位に立つと、途中、タイヤの異常振動に悩まされながらも逃げ切りステージウィン。その後方で2位争いを繰り広げたブランドン・ジョーンズが2位、ギリランドは6位となりました。
ステージ2を制したグラッグソンでしたが、ステージ3スタート前のピットで、異常振動のホイールを修復するためタイムロス、.13位へと後退。
ステージ3はコーションの出ない展開となり、中盤のグリーンフラッグストップを経ながらポジション争いが繰り広げられ、ブランドン・ジョーンズが4位、ギリランドが7位、追い上げたグラッグソンが8位でチェッカー。若き3人のドライバーが駆るトヨタ・タンドラがトップ10フィニッシュを果たしました。
グラッグソンはこれで7戦連続のトップ10フィニッシュとなり、ランキング2位を堅守しています。
次戦第13戦は7月18日(水)に米国北部オハイオ州ロスバーグのダートオーバル、エルドラ・スピードウェイで開催されます。

ドライバー ブランドン・ジョーンズ
「最後のピットで大きくセッティングの変更を行いましたが、最後までハンドリングに苦しみました。しかし、レースを通して41号車(優勝したベン・ローズ:フォード)と良いバトルができたと思います。今夜はコース上でのポジションこそが重要でした」
「他車による乱気流が酷く、追い抜きは非常に困難でした。そんななかでの4位フィニッシュなので、全体的に見ればとても良い一日だったと思います。私はこの51号車と共にラスベガスでもトラック・シリーズに出場する予定なので、更に上を狙います」