ロゼンクビストは、DTMでのメルセデスへのコミットメントに加えて、アメリカ・インディライツでベラルディ・オートとともにシリーズに参戦。さらに、直近ではミド・オハイオにて名門チップ・ガナッシ・レーシングのマシンをドライブ。初めてインディカーのステアリングを握ってもいる。
「彼をチームに歓迎する。F3王者であることはもとより、すでに数多くのカテゴリーを経験し、熟練ドライバーのようなスキルを持ち合わせていることも証明している。とくにマカオのようなテクニカルでタイトなサーキットでもね」と語るのは、マヒンドラ・レーシングのチーム・プリンシパルであるディルバー・ジル。

マヒンドラには、シーズン2をランキング10位で終えたニック・ハイドフェルドも残留。開幕戦の北京ではポディウムを獲得したものの、続くマレーシア・プトラジャヤ戦で手を負傷したことが成績に響いた。
プンタ・デル・エステを欠場したが、ブエノスアイレスで復帰して以降は6戦中5戦でポイントを獲得する安定感を見せていた。