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投稿日: 2018.08.29 10:41
更新日: 2018.08.29 10:42

プレマ・セオドール・レーシング 2018ヨーロピアンF3第6大会シルバーストン レースレポート


海外レース他 | プレマ・セオドール・レーシング 2018ヨーロピアンF3第6大会シルバーストン レースレポート

ミック・シューマッハー シルバーストンで今季2勝目!

2018年8月17~19日
イギリス/シルバーストン
短いサマーブレイクを挟んでシリーズ第6ラウンド、英国のシルバーストンへとやってきたFIA F3ヨーロッパ選手権

予選

 ポールポジションから13番グリッドまでが0.4秒以内という激戦のなか、プレマ・セオドールのドライバーはレース1/2ともにフロントロウからのスタートポジションを獲得。Q1では#1 ジュウ・グァンユー(周 冠宇)が、Q2では#4 ミック・シューマッハーがそれぞれ2番手でフロントローを確保。
 
 グァンユーはレース2で9番手、レース3が8番手。一方のシューマッハーはレース1が6番手、レース3は4番手を確保。ここまででシリーズランキング首位を守っている#8 マーカス・アームストロングはそれぞれのレースで5、7、5番手に。#10 ロバート・シュワルツマンはレース1が12番手。レース2、3は10番、9番手と悪くないポジションを確保した。
 
 #7 ラルフ・アーロンはセッティングが決まらず17、13、12番と、ここまでの今シーズンワーストとも言うべき結果に終わった。

レース1

 勝利がみえるポジションからスタートしたプレマ・セオドール軍団だったが、5台中3台がタイヤのパンクチャーでリタイアという悪夢のような結果に。そのなかでなんとか生き残ったのはアームストロングとシュワルツマンのルーキー組。それぞれ6位、8位でフィニッシュし、貴重なポイントを獲得した。

レース2

 2番手グリッド、フロントローからスタートしたシューマッハーは、スタート直後にトップを奪い、猛プッシュ。ファステストを連発してそのままチェッカー。貴重な自身の2勝目をこのモータースポーツの聖地とも言うべきシルバーストンで記録した。
 
 アームストロングは7番手グリッドからスタートし5位。グァンユーは9番手から6位でゴール。シュワルツマンはひとつポジションを上げて9位。アーロンは13番手から10位でチェッカーを受けた。

レース3

 日曜日はふたたび全体的に低調な結果となり、チームの最上位はシューマッハーの5位。スタートポジションをひとつ落としてのゴール。グァンユーはスタートポジションと同じ8位でフィニッシュ。シュワルツマンも順位をひとつ落とし10位でゴール。アームストロングとアーロンスタート直後の接触でリタイアとなった。

ジュウ・グァンユー(プレマ・セオドール・レーシング)
ジュウ・グァンユー(プレマ・セオドール・レーシング)

#1 ジュウ・グァンユーのコメント

「プラクティスの時はバランスで苦しめられたけど、予選ではそこは解決して本来のスピードに戻せました。Q2でも期待しましたが、何かの理由、それはハッキリしないんですが、またスピードを失ってしまいました」

「けれどレース1のグリッドが良いので期待していました。が、ニュータイヤでグリッドにつき、トップ3フィニッシュを狙って走っていたら突然リヤにスナップが発生、パンクしてしまった。なんでしょうね、これは?」

「レース2は9番手から6位に上がりましたが、自分としてはあまり納得していない走りです。レース3のスタートは良かったです。(ダニエル・)ティクタムをオーバーテイクしたのですが、その後に彼は僕をコース外から抜いてきた! 彼はフェアじゃないですよ!」

「これですっかりモチベーションが下がってしまい、後はタイヤをセーブしながら走りました。予選は良かったのにレースは何か色々あって、けれどまぁ、スパの災難みたいな展開よりは良いかな? ポイントも取れましたしね。


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