更新日: 2018.09.12 16:38
ポルシェワークスドライバーのバンバーが豪州スーパーカー参戦。「バサースト制覇が次のゴール」
エンデューロ・カップの第2戦、シーズン第13戦として10月4~7日に開催される“スーパーチープ・オート・バサースト1000”は、同じマウント・パノラマのサーキットで開催されるものの「バサースト12時間とはまるで異なるイベントになるはずだ」と続けるバンバー。
「バサースト1000のためにマウント・パノラマへ行くのは初めてのことだし、それは本当に特別な瞬間になるだろうね。GT3で走った12時間とはまるで別の、スーパーカー独特の雰囲気だろうと想像しているんだ」
「ファンや観衆の情熱、熱気、それこそが本物のモータースポーツに必要不可欠な要素だと思っているし、そこでレースをする瞬間が今から待ちきれないよ」
バンバーは先週の水曜にオーストラリアを訪れ、VASCのテストに初参加。その後、すぐに北米へと飛びIMSAのラグナセカ・ラウンドを戦い、ふたたび豪州へと戻る強行スケジュールをこなしてきた。
「テストではとくにタイヤを学ぶのに集中した。異なるコンディションでどう機能するかが理解できたよ。ピットストップやチームの作業手順にも慣れることができたし、コクピット内の暑さにも慣れることができた」
「普段はなんらかのエアコン付きマシンをドライブしているから、それはとても快適なんだけど、今はもう走るごとにスーパーカーの車内が快適に感じられるんだ」
今回ホールデン・コモドアZBをシェアするSVGは、前戦“ザ・ベンド”でも勝利を挙げ、今季初めてポイントリーダーの座に立つなどシリーズ争いでも正念場を迎えており、そのタイトル獲得に向けてもエンデューロ登録のバンバーの働きがより重要度を増している。
「いつだってレッドブルの名のつくチームで走っていれば、つねにフロントランナーでいることを求められるし、勝利を期待される。常に少しばかりのプレッシャーが掛かるのは事実だね」
「でも、それは常に自分自身も求めている環境だし、優秀なマシンに乗れば目指すのは勝利しかない。サンダウン、バサースト、そしてゴールドコースト。狙うのは優勝だけだ。彼らは素晴らしいチームだし、そこでうまくやるのが楽しみだよ」