2日間に渡って行われたテストで、各ドライバーたちは精力的に周回を重ねたほか、車両開発に関わったエンジニアたちともミーティングを行ったといい、12月の開幕戦に向けてマシンセットアップやレース戦略を練る重要なセッションになったようだ。
シリーズには上述したチームに加え、中国系、中東系、ヨーロッパ系のチームも参加を予定しているといい、ドライバーラインアップも含め近日中には何らかの発表が行われるとのこと。
シリーズをマネジメントするマリオン・バーナビーは「今週のテストで、ジャガーIペース eトロフィーがエキサイティングかつハイレベルなシリーズになると確信できた」と述べている。
「すでに5チームが参戦に名乗りを上げていて、参加ドライバーも豪華な顔ぶれになる。グリッドは国際色豊かなものになるはずだよ。12月15日の開幕戦までには、さらなる参加チームについてアナウンスできるはずだし、もう一度テストを行う予定だ」
テストに参加したブエノは「ドライブしていて楽しいマシンだった。(これまで乗ってきたレーシングカーとは)すべてが違うけど、いろいろなことを学んでいる最中だよ」とコメントしている。
「僕とセルジオ(ヒメネス)は、一緒にさまざまなレースへ参戦してきて充分な経験を重ねてきた。このIペース eトロフィーはかなり重要なチャンピオンシップだと捉えているよ。世界中を転戦しながら争う初めての電動ツーリングカーレースになるんだからね」

また、今回の初公式テストに合わせる形で、シリーズのオフィシャル・チャージング・パートナーにフォーミュラEのタイトルスポンサーでもあるABBが就任したこともアナウンスされた。

