グループインタビューを終えたドライバーたちは、「スモウレスラーが食べる料理だったら、あまりウエイトをつけないようにしないと!(ロペス)」と言いつつも、ちゃんこ鍋に舌鼓をうった。

「さすがにレーシングスーツで土俵は初めてです(笑)。意外に土が硬いんですね」という道上も、WTCC風の取材に笑顔。この日はトム・コロネルとの再会も楽しんだほか、参加した他のドライバーたちにもあいさつを済ませていた。
「実戦のレースは3年ぶりです。“引退”という宣言はしていませんでしたが、いまはスーパーGT、スーパーフォーミュラの監督に集中していました。それがひさびさのレース、それも世界選手権で走れることになって楽しみです」と道上。

「今後のレース人生を考えても、世界のトップドライバーたちと戦うことができるのは得るものがあると思います。とにかく楽しみたいですね」
また、プロモーターを務めるユーロスポーツ・イベントのフランソワ・リベイロは「ツインリンクもてぎは日本に数あるサーキットのなかで、それにシリーズにおいてもWTCCにとってベストなコースだ。昨年はオーバーテイクも多かったし、ファンの皆さんにも楽しんでもらえただろう。今年もそうなると願っている」と語った。
「そして今回、日本人ドライバーがホンダのファクトリーカーで戦う歴史的なイベントとなる。また、シトロエンとホンダがウエイトにおいて、同じく80kgという戦いになる。それはホンダが素晴らしいパフォーマンスを発揮しているということだ」
「週末をぜひ楽しみにして欲しい」