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投稿日: 2018.11.03 06:15
更新日: 2018.11.02 18:21

NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2018年第33戦マーティンズビル レースレポート


海外レース他 | NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2018年第33戦マーティンズビル レースレポート

 今季4度目のポールポジションを獲得したカイル・ブッシュに序盤首位を快走、3番手スタートのハムリンとともに首位を争いました。一方、マーティン・トゥルーエクス・Jr.は 予選で6番手につけたものの、決勝前の車検で失格となり33番手からの追い上げを強いられることに。トゥルーエクス・Jr.は途中周回遅れに苦しんだものの、ステージ1終盤には着実位上位へと上がってきました。

 ステージ1はハムリンが制覇。最後までぎりぎりのバトルを繰り広げたカイル・ブッシュが3位に入り8ポイント、トゥルーエクス・Jr.も7位で4ポイントを獲得しました。

 ステージ2もカイル・ブッシュがトヨタ勢を引っ張り、2位でこの日圧倒的な速さを見せたジョーイ・ロガーノ(フォード)を追いました。ステージ2もトップ5をキープし、終盤にカイル・ブッシュをかわしたハムリンがロガーノをサイド・バイ・サイドで追い詰めましたが、半車身及ばず2位、カイル・ブッシュは3位で8ポイント、トゥルーエクス・Jr.も4位で続き、プレーオフ次ラウンド進出に重要な7ポイントを追加しました。

 ステージ3では、序盤若干ポジションを落としたトゥルーエクス・Jr.が追い上げを開始。カイル・ブッシュ、ハムリンともにかわすと首位のロガーノを追いました。

 終盤は、もう一台のフォードが上がってきたことで、2台のフォードを3台のトヨタ・カムリが追う5台での接近戦に。

 最後はロガーノとトゥルーエクス・Jr.が接触しながらの首位争いとなり、ファイナルラップ、サイド・バイ・サイドで最終コーナーに入った2台は接触。どちらも譲らず押し合うような形になったままフィニッシュラインへ。ややバランスを崩したトゥルーエクス・Jr.が遅れ、ロガーノがトップ、インからこれをかわそうとしたハムリンが2位、トゥルーエクス・Jr.は3位、カイル・ブッシュが4位でチェッカーを受けました。

 カイル・ブッシュ、トゥルーエクス・Jr.ともにトップ5フィニッシュ、ステージポイントも稼いだレースとなりましたが、プレーオフドライバーのロガーノが勝利を挙げたことで、最終戦出場の椅子はひとつロガーノに決定。現在ランキング2位のカイル・ブッシュは脱落ラインから45ポイント、トゥルーエクス・Jr.は25ポイント差での3位タイにつけ、後2戦で最終戦出場の権利を争います。

 次戦第34戦は11月4日(日)、米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで行われます。

マーティン・トゥルーエクス・Jr.

「今日の我々のトヨタ・カムリは最高の仕上がりで、我々にとってのマーティンズビル、そしてショートトラックでの初勝利に向けてやるべきことは全てやりました。チーム、クルーを本当に誇りに思います。本当に勝ちたかったですし、勝てると感じていたのですが、勝利には惜しくも届きませんでした」


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