Q2:
Q1終了から5分というインターバルでスタートしたQ2は12台の争い。各ドライバーが慌ただしくコースインしていくと、早々にロペスが1分56秒台をマーク。1分56秒273でこのQ2もリードしていく。
それに続いていったのはミューラー、メディ・ベナーニ(シトロエンC-エリーゼWTCC)、そしてジロラミというメンバー。しかし、チェッカー間際に一気にアタックが繰り返されていき、モンテイロがミューラーに続く3番手に浮上。また、ロペスも最後は1分55秒台までにタイムを縮めた。
一方、早々にアタックを終えたのはハフ、そしてミケリスというホンダ勢。ハフは9番手、そしてミケリスは10番手で予選Q2を終えた。この作戦が奏功し、ミケリスがオープニングレースのポールポジションを獲得。ハフが2番手と、ホンダがオープニングレースに向けて有利なグリッドを獲得した。

Q3:
続いてスタートしたQ3。このセッションは5台によるシングルカーアタックとなっていく。まずはトム・チルトン(シトロエンC-エリーゼWTCC)が1分56秒877をマークし、それをターゲットとしていく。
ベナーニ、そしてモンテイロと続くアタッカーのなかで、ホンダ勢の期待を背負ったモンテイロはポジションを上げるべくアタックを展開していくが、ベナーニのタイムを上回れずひとつポジションを落としてしまう。
逆に、さすがのアタックを展開したのはイバン・ミューラー、そしてロペス。なかでもロペスのアタックは圧巻で、セクター1でコンマ3秒、さらにセクター2でコンマ6秒削ってみせる。チェッカーを受けてみれば、1分55秒602という素晴らしいタイムをマーク。もてぎ戦メインレースのポールポジションを獲得した。2番手はミューラー、3番手はベナーニと、シトロエン勢がトップ3を占めた。

