「いいレースだったと思うよ。予選から戦略がうまくいったよね」とレース後ミケリスは語った。
「スタートもうまく決められてトップをキープすることができたし、そこからタイヤもブレーキも温存することができた。チームメイトのおかげだと思う」
きっちりとレースを走りきったミケリスは、見事レース1を制しホンダの母国勝利を達成することに。ハフが2位、そして1周目に4番手までポジションを上げ、7周目にビョークをかわしたモンテイロが3位に。もてぎでホンダが念願の表彰台独占を成し遂げた。
「ティアゴもいいレースをしてくれて、表彰台を独占することができた。表彰台もうれしいけど、やっぱり勝つことが目標だ。こうしてホンダの地元であるもてぎで勝つことができて本当にうれしいよ」とミケリスはレース後、ルーフをバンバンと叩いて喜びを爆発させた。
レース後、ピットレーンでチームスタッフはもちろん、ホンダの日本人スタッフひとりひとりと抱擁をかわすミケリスの姿が印象的だった。

