「接触もありますけど、ギリギリのなかでみんなやっているので、『上手いな』と思いましたね。ただコースの外を走ったり、砂煙も飛んできたりしていたので、前の方を走れたら違ったかもしれません。でも、いい経験ができたと思います」

「タイヤの使い方も難しかったですね。5周くらいはいいんですが、その後はブレーキも奥までいけなくなるし、パワーアンダーは出るしオーバーステアも時々出るしで、そのあたりのコントロールはみんなどうやっているのかな……というのは、もっと走ってみないと分からないですね」

■WTCCは「すごく特殊」

 気になる次の参戦については「いきなりポッと乗って出るのは難しいと思うので、出るのであればもっとクルマの特性を理解できるようにしっかりと練習してから出たい」と言う。

「乗っていてすごく特殊だと思いました。今まではダウンフォースもあって、タイヤのグリップが高いクルマに乗ってきましたけど、やっぱり違うんです。昔JTCCで走っていたときよりも難しい印象です」

「あの頃はタイヤのグリップもすごく高かったですし、FFの印象が無かったんです。でもWTCCはエンジンパワーもあるし、かといってタイヤはそれほどグリップしないし……。パワーのかけ方が、足がつりそうになるくらいコントロールが難しいです。スロットルの開け方やブレーキもエンジニアにいろいろ教えてもらいましたけど、なかなかすぐにはできなかったですね」

レース後、初めてのWTCC挑戦を振り返った道上龍
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