「その結果、こうしてビッグマニュファクチャラーのワークスサポートが得られたのは驚異的な成果だし、クリスチャンとエイミー(ディック/チームマネージャー)の仕事ぶりはその信頼を得るに値するレベルのものだ。“チーム・トヨタGB with スピードワークス・モータースポーツ”のドライバーとして、ニューマシンのステアリングを握る日が今から待ちきれないよ!」

 そのチームマネージャーを務めるエイミー・ディックは、チームがすでに新たな挑戦に向け準備万端の状態であると述べた上で、将来的には2カーエントリーでのチームオペレーションも計画している、と明かした。

「トヨタGBとは公式、非公式にかかわらず、この数年間こうした話し合いを続けてきた。モータースポーツでのエンジニアリングとその卓越性、そして最終的には勝利への情熱という部分で目標を共有することが確認でき、こうして公式な発表の日を迎えることができた」

「これは素晴らしいニュースで、BTCCタイトル獲得に向けた最終ステップとなるだけでなく、2020年には2台体制を敷くことも踏まえて、19年は新型マシン開発に全力を傾けるつもりだ」

「インディペンデントで証明すべき能力や戦績はすべて残してきたと感じているが、マニュファクチャラータイトルに向けた戦いは、また異なるレベルの厳しさになるだろう。カローラとともにその勝負に挑む心構えはできているよ」

 トヨタのBTCCワークス参戦は1995年にまで遡り、当時は『トヨタ・カリーナ』の2台体制でエントリーしていた。トヨタGBのマネージングディレクターを務めるアンドリュー・カリスは、それ以来のBTCC復帰参戦は、新型モデルのラウンチに向け最適の方法だと意気込みを語っている。

「カローラとチーム・トヨタGBの名称をBTCCにカムバックさせることができて本当にうれしく思う。2019年に、この全く新しい英国生産のニューモデルを投入するにあたり、このツーリングカー選手権は最高の舞台になるだろう。シリーズでも強力な実績を残してきたトムやSWMとともに、カローラをいち早く勝てるマシンに仕上げていくつもりだ」

FIAではTCN-1カテゴリーとなるNGTC規定は、2リッター4気筒直噴ターボを基本に、前後のサブフレームは全車共通部品となる
チーム体制やメインスポンサー、マシンカラーリングなどは開幕前のメディアデイまでに公開される予定だ

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