スウェーデンの首都ストックホルム近郊のソルバラで9月3日~4日に開催されたSTCCスカンジナビアン・ツーリングカー・チャンピオンシップ第6戦。
レース1ではPWRレーシングが今季から走らせるセアト・ディーラーチームのレオンSTCC、ダニエル・ハグロフが、ビヨン・ビルドハイムのサーブ9-3STCCに競り勝ち優勝。
続くレース2では、フラッシュ・エンジニアリング所属でビルドハイムのチームメイトであり、今季中盤に投入されたニッサン・パルサーSTCCをドライブするリナス・オーソンが自身復帰後初となる勝利を飾り、パルサーにSTCC初勝利をもたらした。

レース1では予選ポールポジションを獲得していたビルドハイムがわずかにスタートで出遅れた間隙を突き、セアトのハグロフが先頭で1コーナーへ。ビルドハイムもすぐにペースを取り戻しハグロフを追うも、レース中盤に掛けてコース全域が雷雨に見舞われるなかで全車マシンコントロールに苦心。
ハグロフはそのままのリードをなんとか守りきり、約1.6秒のマージンで薄氷の勝利を手にした。
