更新日: 2019.05.13 12:21
フォーミュラE第2戦マラケシュ:BMW勢が同士討ち。ダンブロシオがシーズン2以来の勝利を挙げる
残り4分。セーフティカーラップ中にトップのダンブロシオをはじめ各車がアクティベーションゾーンを通過。アタックモードを使用してスプリント決戦に備えるも、セーフティカーランは長引き有効活用することができない。
そのまま45分を経過してリスタートを迎え、残りはファイナルラップのみに。アタックモードが有効のままファイナルラップを迎えたシムズは、表彰台を獲得すべくバードを強襲。しかしオーバーテイクには至らず。
トップはダンブロシオがキープし、シーズン2のメキシコ以来となるフォーミュラE通算3勝目となった。昨年もフェリックス・ローゼンクヴィストが勝利し、マヒンドラはマラケシュを連勝。チーム代表のディルバー・ギルも「アメイジング!」と勝利の雄たけびを挙げた。
「レースは信じられないほど激しく戦いだった。コックピットの中ではそう感じたよ。ディルイーヤでもここでもレースペースは素晴らしかったのでトップ5以内の結果がでることはわかっていた。チームが数週間ハードワークをしたことで勝ち取ることができた。今夜は楽しんで、また明日から仕事に戻るよ」とダンブロシオ。
2位はフラインス、3位にはバードとバージン・レーシング勢が続いた。
スタートの接触で19番手まで後退してしまったベルニュは5位までポジションアップ。20番手スタートとなったチームメイトのアンドレ・ロッテラーも6位に入り、開幕戦同様にDSテチーターは速いレースペースを見せている。
ニッサン・e.ダムス勢は、ブエミは8位でフィニッシュ。オリバー・ローランドは15位。
メルセデスとの契約が残っていたため第1戦は欠場したパスカル・ウェーレイン(マヒンドラ・レーシング)は、7番手スタートもトラブルで序盤でリタイアとなった。