バンドーンとHWAがフォーミュラEに取り組むにあたって、彼らには根気が必要になる。しかしバンドーンは『e-racing 365』に対し、将来のためにこのプロジェクトに関わっていると語った。
「僕はチームの将来的な方向性を理解している。それに、チームは目標を明確にしている」
「このマシンの技術面が気に入っているし、開発にも関わっている。シーズン6からはメルセデスが参戦することが決まっていて、それに備えてできる限りの情報を集めるためにも、今年は僕たちにとって重要な年だ」
「メルセデスはプロフェッショナルなコンストラクターだ。彼らはどのカテゴリーに参戦しても、ベストな状態で優勝することができる」
「これは明確な目標だ。今の僕たちには、これから進む正しい方向性を用意するという責任がある」
メルセデスはフォーミュラE参戦に向けた準備として、F1チームでバルテリ・ボッタスのエンジニアを務めていたトニー・ロスをチーフレースエンジニアに任命した。バンドーンはロスと仕事をすることについて、「今までのところ、トニーと仕事をするのはとてもポジティブだ」と前向きな印象を述べた。
「僕にとっても彼にとっても、フォーミュラEは新しいものだということを忘れている人もいるだろう。だけど彼と仕事をしてポジティブな面をたくさん見ているし、チーム全体にもそういう面が見えている」