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 午前はカミッシュ、ターキントンに続き、チーム・トヨタGB withスピード・ワークス・モータースポーツ(SWM)のトム・イングラム(トヨタ・カローラBTCC)が3番手、2017年王者のチームBMR、アシュリー・サットン(スバル・レヴォーグGT)、ブッチャーのトップ5となったが、午後は一転。19番手に終わっていたBTCのスマイリーがトップタイムを記録し、同じ車種をドライブする午前のカミッシュに対し0.242秒に迫る総合2番手に躍進した。

 この午後のセッションではスマイリー、ブッチャーのホンダ勢がワン・ツーとなり、スバルのサットン、メルセデス・ベンツAクラスのエイデン・モファットが続き、5番手のターキントンやそのチームメイトのトム・オリファント、今季ボクスホール・ワークスに移籍したジェイソン・プラトらがタイムを更新してみせた。

「今日の午前がこのマシンでこのトラックを走行する初めての機会だったんだ」と語るのは、PMトップタイムで総合2位となったスマイリー。

「このサーキットは本物の高速コーナーがたくさんあるからね。最初のセッションではマシンにダメージを与えず、壊さないことだけを考えたよ。AMセッションの最後にはタイヤが終わってしまったので、安全策は功を奏した感じだね」と振り返ったスマイリー。

「このコースをアタックするときは最大限の敬意とリスペクトが必要だ。2回目のセッションでは午前の経験とデータを踏まえて、僕らが何をすべきかのアイデアが浮かんできたんだ」

 そしてCobra Sport AmD AutoAid/RCIB Insuranceのエントリー名で今季から新たにFK2型シビック2台を投入するAmDTuning.comは、PMで2番手に入ったブッチャーが総合3位となり、ホンダ勢がリザルトの上位3番手までを独占。以下総合ではスバル・レヴォーグGTのサットン、シシリー・レーシングのメルセデスを駆るモファット、そして王者ターキントンの新型BMW3シリーズのトップ6となった。

 続く2019年のBTCCシーズン第2戦ドニントンパークは、4月27〜28日に開催される。

午後のセッションで首位となったクリス・スマイリーが総合2番手に浮上した
2018年のユーロテック・レーシング車を使用するAmDはロリー・ブッチャーが総合3位に

こちらもオフに大幅アップデートを受けたシシリーのメルセデスAクラス。エイデン・モファットがトップ5に食い込んだ
2年連続でFRマシンがタイトルを獲得しているだけに、スバル・レヴォーグGTの王座奪還にも期待が集まる

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