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 続くレース2は現地15時からのデイタイムレースでスタート。リバースポールとなったホンダ・シビックTCRのロシア人、ミカエル・グラチョフが好スタートを決めるが、その後レースは2度にわたるセーフティカー導入の荒れた展開に。

 3周目には3番手争いを展開していたセアト・レオンTCR同士、アッティラ・タッシとセルゲイ・アファナシェフが接触の末、ウォールにクラッシュ。コミニとバトルを展開中だったオリオラも、モリビデリのシビックにヒットするなど激しいバトルが各所で勃発。SCピリオドが明けた7周目には、オリオラにドライブスルー・ペナルティの裁定が。

このレース前にリストリクターを絞られ最低重量も増したオペル・アストラOPC TCRは11位
このレース前にリストリクターを絞られ最低重量も増したオペル・アストラOPC TCRは11位

 しかし、この同じ周にも下位争いで大クラッシュが発生し、レースサスペンデッド。そのまま30分の中断を経て短縮ラップでレースが成立。グラチョフが美味しい勝利を収めている。
SC発動で短縮レースとなった第18ラウンド。元WTCC参戦のボルコビッチが2位
SC発動で短縮レースとなった第18ラウンド。元WTCC参戦のボルコビッチが2位

 このレースで3位のナッシュ、4位のコミニは、これで選手権ポイントをそれぞれ229、227ポイントとし、213ポイントの3位オリオラとともに、残るアジア・フライアウェイ2戦、セパン、マカオで雌雄を決することとなる。

本日のレースクイーン

阿澄音々あすみねね
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