投稿日: 2016.09.21 12:52
TCRインター:F1併催戦で選手権緊迫、フォード・フォーカスもデビュー
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また、このシンガポール・ラウンドでは中国CTCCなどを中心にフォード系のチームとして活動するFRDモータースポーツが製作した『フォード・フォーカスTCR』もデビュー。
2014年にイギリスF3インターナショナルシリーズタイトルを獲得した23歳の中国人ドライバー、マーティン・カオのドライブでレース1を13位、レース2で12位と、それぞれ完走を果たしている。
FRDモータースポーツの副社長で、テクニカル・オペレーションを担当するブライアン・マも、デビュー戦の戦績にひとまず安堵のコメントを残した。
「厳しいコンディションと難しいトラックでのデビューで完走できたことは、我々のマシンにとって一定の成果があったことを示している。スタッフは過去7カ月の間にこのプロジェクトのために精力的に働いてきた」
「CTCCでは2015年から同型車の開発を始めており、今回の2016/17モデルは大きくアップデートした技術構成になった。2.0リッターのフォード製4気筒エコブーストをベースに、Xトラック製の6速シーケンシャルパドルを組み合わせ、すべての新しいエレクトロニクス制御とダンパー、ブレーキシステムに更新されている。空力パッケージはすでに成功を収めているCTCCでの形状を基本とした。カスタマーが望めば、いつでもこのパッケージを提供することができる。もちろん、さらなる開発は続けていく予定だけどね」