元チームメイト、カナーンとのバトルについては「カーナンバー14、そしてTK(トニー・カナーン)のことを尊敬していますし、みなさんもご存知のように、彼は本当にタフなファイターですから、一瞬のスキも与えず、小さなミスもしないよう、細心の注意を払いましたよ」と琢磨。

佐藤琢磨と優勝争いを演じたトニー・カナーンは、2017年以来のトップ3入り
佐藤琢磨と優勝争いを演じたトニー・カナーンは、2017年以来のトップ3入り

「最後のリスタートは、少しペースが遅いように見えたかもしれませんが、集団を率いる立場としてのアドバンテージを最大限に活かしました。終盤20周、僕とトニー(カナーン)は同じような問題を抱えていたようですね。その一方(3番手だった)エド(カーペンター)は素晴らしいペースでした」

「今日は最高のバトルができたと思います。とくに最後の5周は本当にタフでした。チームやスポンサーも辛い状況にいたと思うので、彼らに勝利を届けられて本当にうれしいんです」

「第3戦バーバーはポールポジションからスタートして、レースを制圧する形で勝利しました。それも格別でしたけど、今日の勝利はインディ500で味わったものとも違う、特別なものですね」

 2019年シーズンのインディカーも残り2戦。第15戦を終えてランキング6位につける琢磨は「このあとの2戦が楽しみですし、チャンピオンシップも面白くなってきました。もう少しランキングでの順位を上げたいと思っています」と意気込みを語った。

 次戦の第16戦は9月1日、ポートランド・インターナショナル・レースウェイで決勝が行われる。

佐藤琢磨は第3戦バーバー以来の優勝となった
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