チームはこの困難な時期にトルドフの意向を最大限尊重することを決め、週末に向け彼の代役としてブッシェルを起用。彼は2015年シーズンにはAmDからシリーズにフル参戦したキャリアを持つと同時に、2013年のここノックヒルでBTCCデビューを飾っている。
「サムと、その家族は、マイクこそがもっとも自然な選択肢で最適な人物だと話している」と、トルドフの意思を明かしたチーム代表のショーン・オランビー。
「FK2型ホンダ・シビック・タイプRを導入した今シーズンは、チーム全体が明らかに大きな前進を遂げており、過去10カ月にわたってサムこそがチームの進化に不可欠な存在だった」と続けたオランビー。
「サムの仕事に対する強い意欲とコミットメントがなければ、チームは今のように強力な競争力を発揮するポジションにはいなかっただろう。今回、代役に選出されたマイクはサムが最初に選んだドライバーだ。もちろん彼とはシーズンを通してともに働いた経験もあるからね」
「リザルトに関して、マイクにはいかなるプレッシャーもない。今週末の優先事項は、この困難な時期にサム、ジョージナのトルドフ一家に敬意を払うことなんだ」
ブッシェルは2018年シーズンにTeam HARDのフォルクスワーゲンCCをドライブしており、それ以来のBTCC参戦となる。そして何より、トルドフとその家族に、お悔やみと深い哀悼の意を捧げたい。

