午後の公式テストではヴァージン・レーシングのサム・バードがテスト1日目の総合トップタイムとなる1分15秒570を記録。2番手にはおよそコンマ1秒差の1分15秒663というタイムでギュンターがつけ、ダ・コスタも1分15秒681という僅差の3番手につけた。
その後方には昨シーズン、ジャガーにフォーミュラE初優勝をもたらし、チーム残留を決めたミッチ・エバンスが続き、王者ベルニュが5番手となった。
午後のセッションでもメルセデスとポルシェは苦戦を強いられ、ポルシェはロッテラーが14番手、ジャニは21番手となった。メルセデスはバンドーンが22番手となったが、デ・フリースはトラブルで周回数を稼げず、23番手タイムに終わっている。
唯一の日本メーカーとなるニッサン・e.ダムスは両セッションともにトップ10入りを果たしており、順調にテスト初日を終えている。
16番手までが1秒以内という僅差となった2019/20年フォーミュラE公式プレシーズンテスト初日。テストは16日も引き続きバレンシアで実施されている。



