「アンドレが将来に向け、我々とともに戦ってくれるのは素晴らしいことであり、2020年に向け2台のマスタングと強力なドライバー体制を構築することができた。まだ24歳ながら、アンドレはここまで素晴らしい飛躍を見せてきたからね」と続けたトッド・ケリー。
そのハイムガートナーは2018年シーズンからチームに加入し、ケリー・レーシングと複数年契約を結んでトップカテゴリーを戦ってきた。
「ケリー・レーシングは僕がスーパーカーに本格参戦する扉を開いてくれたチームであり、将来を確約してともに旅ができるのは最高の栄誉だ。ここまでサポートしてくれた彼らを最優先に考えるのは自然なことだったし、来年は本当に『the icing on the cake(さらに重ねての喜び)』だよ」と、期待を語るハイムガートナー。
「なぜなら、あのフォード・マスンタング・スーパーカーへのスイッチが決まっているんだからね! フォード・パフォーマンスと協力してシリーズを戦うことにチーム全員がワクワクしている。今からあのクルマのステアリングを握る瞬間が待ち遠しいね」
「とはいえ、シーズンを終える前に重要な仕事がいくつか残っているし、カレンダー終盤のチャレンジングなイベントを可能なかぎり好成績で終え、良い位置で来季に繋げたい。幸い、直近の性能調整でレースペースには手応えを得ているから、今週末のサンダウン、最終戦のニューキャッスルともに強いポジションで戦えると思うよ」
2019年シーズンも残すは2戦。ともに長距離戦に適応されるセカンドドライバー共闘の“エンデューロ・カップ”フォーマットでのレースが予定されている。そして、この週末11月8~10日開催の第14戦サンダウン500は、例年おなじみの“レトロ・リバリー”イベントでもあり、各陣営とも往年のマシンカラーをトリビュートした懐かしのデザインでレースを戦うことになっている。


