「僕を個人的に知っている人は、その性格が内向的であることを知っていて、どうしても自分に執着して殻に閉じこもる傾向があるのを理解してくれている。僕は極度の恥ずかしがり屋で、多くの人にとって間違った(応対の)方法を選択してしまいがちなんだ」と、自己分析を続けたスタナウェイ。
「それは(自分自身の)大きな一部でもある。1日の終わりにはその個性が現実になり、人々は僕が何者であるかについて、それぞれの人物像を作り上げる。それはどのスポーツでも同じだし、インターネット全体に共通する傾向だ」
「勝負の世界は非常に不安定な場所であり、それはこのチャンピオンシップも例外ではないんだ。この性格が決断に大きな影響を与えたとは言いたくないが、間違いなく状況の改善には繋がっていない。人生に必要なものではなさそうだ」
このアナウンスに前後して、最終戦を終えたシリーズは2020年に向けての移籍市場が活発化し、その主役となったのはスタナウェイの古巣でもあるティックフォード・レーシングと、元ホールデン・ワークスのWAUウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッドだ。
2019年も『Supercheap Auto(スーパーチープ・オート)』のカラーリングをまとったフォード・マスタングをドライブし、1勝を含む13回の表彰台を獲得し、ドライバーズランキング5位となったチャズ・モスタートは、長年在籍したチームを離れてWAUへの移籍を発表した。
一方、モスタートの抜けた穴にはテクノ・オートスポーツで2年間を過ごしたジャック・ルブロークが加入し、下位クラスのSuper2でタイトルを獲得した古巣に“復帰”する形となった。
また、最終戦ニューキャッスル500でチーム初表彰台を獲得したティム・スレードの離脱をアナウンスしたBJRブラッド・ジョーンズ・レーシングには、2017年Super2王者のトッド・ヘイゼルウッドが加入。長らく在籍したマット・ストーン・レーシングからニューサウスウェールズのチームに拠点を移し、ニック・パーカットのチームメイトを務めることが決まっている。



