「昨年、僕はエステバンのチームメイトとしてシーズンを心から楽しむことができた。今後さらに競争力を高め、自分自身のチャンピオンシップとチームのために、さらにいい戦いができると確信している」
一方、WTCC世界ツーリングカー選手権のTC1規定時代に、テストでの大クラッシュを喫して長い療養生活を送ってきたモンテイロは、この2019年シーズンから晴れてレギュラードライバーの座に復帰。
しかし、TCRインターナショナル・シリーズなどで輝きを放った若手有望株のタッシとともに、KCMGのペアは苦しいシーズンを強いられ、モンテイロはランキング20位、タッシは24位に終わっていた。
「2020年はホンダ・レーシングのドライバーとして9年目のシーズンを迎えることになる。この関係を継続できることは、僕にとってこの上ない幸せだよ」と、まずは何よりも“ファミリーの絆”に言及したモンテイロ。
「僕の“カムバック・イヤー”になった2019年は、ワールド・ツーリングカー時代よりもコンペティションレベルが激化しており、本当にタフなシーズンになった。そのため、病み上がりとは言いながらも、非常に迅速に、完璧なまでにスピードアップを図る必要に迫られたんだ」
「地元ポルトガルでの勝利と、ホンダのホームである日本でのポールポジション獲得は、これまで数多くのレースカーをドライブしてきた経験のなかでも、最高の瞬間のひとつになった。あの気持ちと感動をまた味わいたいし、今季はより多くの成功を収めたいと願っている」

