「Lynk&Coシアン・レーシングと契約を更新したことで本当にモチベーションが高まっているし、とくにイバン・ミューラーというこの世界の伝説的ドライバーとともに戦えることにワクワクしている」と、意気込みを語ったエルラシェール。

「昨年は彼らとともに初めてのシーズンを戦ったが、非常に心強く有望なリザルトを残すことができた。2020年に向けて、その内容をより充実させることを楽しみにしている。今季はレースで勝利し、チームと一緒に世界タイトルを目指して戦いたい」

 シアン・レーシング創設者でありチームのCEOを務めるクリスチャン・ダールは、現在世界的に感染拡大が続いている新型コロナウイルス(COVID-19)の影響次第ではあるものの、チームはその終息を経たのちに「いつでもWTCRでの戦いが始められるよう、引き続き準備を進めていく」と語った。

「世界全体がコロナウイルスのパンデミックに直面している不確かな時期だが、イバンとヤンのコンビネーションは、ツーリングカーにおける世界最高のドライバー・デュオになったことは間違いない」と続けたダールCEO。

「Lynk&Coシアン・レーシングとしても、現在の状況を注意深く監視し、プロジェクト全員の安全を確保するためにあらゆる予防策を講じている。もちろん、シーズン開始の延期に関与するすべての機関、組織を完全にサポートするつもりだ」

「そしてレースが行われないこの期間を活用して、再びチャンピオンシップを再開するための条件が整ったときのために準備を続けていく。イバンとヤンはLynk&Co 03 TCRのデビューイヤーに、素晴らしい進歩と結果をもたらすことに大きく貢献してくれた。再び一緒に2020年WTCRシーズンの厳しい挑戦に取り組むことを楽しみにしている」

 現時点では、2019年に在籍したテッド・ビョーク、アンディ・プリオールの去就はアナウンスされていないが、チームは近日中にも残る2名のドライバーを発表する、としている。

2019年にチームへ合流したヤン・エルラシェールは、シアン・パフォーマンスLynk&Coからのエントリーだった
2019年はポールポジションやファステストラップを記録しながら、アクシデントなどで勝利を逃していた

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