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投稿日: 2020.04.28 07:30
更新日: 2020.04.29 12:11

コロナ収束後に訪れたい、世界の魅力的な“B級”サーキット10選【前編】


コラム | コロナ収束後に訪れたい、世界の魅力的な“B級”サーキット10選【前編】

■珠海国際サーキット(中国)

 AsLMSアジアン・ル・マン・シリーズの一開催地として有名。澳門特別行政区とは地続きで、港珠澳大橋の2018年10月竣工に伴い香港特別行政区からも、いずれも入国手続きは必要とはいえ訪れやすくはなった。
 
 珠海市内はホテルも飲食店も豊富な大都市。ただ、約20km離れた現地周辺はまったく期待できない。
 
 珠海市内からサーキットへは、珠海駅始発広州南駅終点の高速電車でひとつめの唐家湾駅で下車するのが近いようだが、筆者はタクシーを調達。しかし、コミュニケーションの問題があり、往路はよいが復路は手配しにくく苦労した記憶がある。

サーキット正門。1996年開設ですでに古さを感じる
サーキット正門。1996年開設ですでに古さを感じる
スタート前の観客席はほぼ満員もすぐに空席だらけに
スタート前の観客席はほぼ満員もすぐに空席だらけに
観客席側からコントロール・タワーとガレージを望む
観客席側からコントロール・タワーとガレージを望む

■ACIバレルンガ・サーキット(イタリア)

 フィウミチーノ空港からクルマで北へ約1時間。イタリア・ローマ出身で1950年代のF1で活躍した英雄の名が2006年に冠され、アウトドローモ・バレルンガ・ピエロ・タルフィとも呼ばれる。
 
 イタリア国内選手権レースには欠かせない舞台で、2019年10~11月にはFIA国際自動車連盟とSROモータースポーツ・グループが主催した新たなモータースポーツイベント『FIAモータースポーツ・ゲームス』の舞台にもなった。
 
 サーキット周辺は絵に描いたド田舎だが、程近い観光・保養地ブラッチャーノ湖の周辺に宿泊施設や飲食施設がある。

正門横の看板にピエロ・タルフィの名前が掲示される
正門横の看板にピエロ・タルフィの名前が掲示される
サーキットの構成はストレートとタイトなコーナー
サーキットの構成はストレートとタイトなコーナー
2013年のフォーミュラ・ルノーAlps開幕戦の模様
2013年のフォーミュラ・ルノーAlps開幕戦の模様

【後編】に続く


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