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投稿日: 2020.04.29 12:00
更新日: 2020.04.29 12:11

現地の食も楽しみのひとつ。世界の魅力的な“B級”サーキット10選【後編】


コラム | 現地の食も楽しみのひとつ。世界の魅力的な“B級”サーキット10選【後編】

■アウトドローム・ブルノ(チェコ)

 ブルノもMotoGPの一開催地としては有名ながら、世界選手権水準の四輪レースイベントは少ない。チェコの首都プラハではなく、隣国オーストリアの首都ウイーンから自動車で約160kmを走るアクセスのほうが容易だ。
 
 チェコは欧州連合(EU)の加盟国ではあるものの通貨はチェコ・コルナを使用し、ほかのEU加盟国に比べると物価が格段に安い印象がある。
 
 サーキットは最初こそ平坦であるものの、半ば手前で急な下り坂とコーナーが続き、後半は急な上り坂とコーナーが続くトリッキーなレイアウト。東欧らしさを感じるブルノの街も魅力的。

針葉樹に囲まれスパやニュルブルクリンクのよう
針葉樹に囲まれスパやニュルブルクリンクのよう
ゴルフ場も併設されていていわゆるレジャー施設
ゴルフ場も併設されていていわゆるレジャー施設
鶯色のコントロール・タワーが東欧ブルノらしい
鶯色のコントロール・タワーが東欧ブルノらしい

■サーキット・ド・ポー・ビル(フランス)

 スペインとの国境ピレネー山脈を望むフランス南西部のポーでは、“ポー・グランプリ”の名前を冠した歴史的な公道レースが1933年から開催されて、以前はグランプリカーも走っていた。近年はF3カーやツーリングカーによるレースが、3km弱の短くて狭いコースで実施されている。
 
 イベント前には街中でデモランが実施され、入場券が無くともレースを観戦できる魅力もある。
 
 ポー・ピレネー空港からは便数こそ少ないもののバスでアクセスでき、街中に泊まればサーキットまでは徒歩で行ける。歴史的建造物も多く、レース以外のお楽しみもある。

サーキット手前の崖からはピレネー山脈を望める
サーキット手前の崖からはピレネー山脈を望める
TGVも停車するポー駅の目の前に第1コーナー
TGVも停車するポー駅の目の前に第1コーナー
現地でシャトーブリアンのステーキも楽しみたい
現地でシャトーブリアンのステーキも楽しみたい


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