「すでに今週後半からの初テストに向けて、チームとともに5日間の準備を続けてきたが、これまで目にしてきたものすべてに感銘を受けた」

「自宅で過ごした数カ月間を経て、ふたたびレーシングカーのコクピットに戻ってステアリングを握り、夢中になれる瞬間を心から楽しみにしている」

 一方、2018年はチームとともにSTCCデビューを果たし、2019年はBMWでGT4スカンジナビアに参戦した21歳のセーデルシュトレームは、今季初めにドバイで開催されたTCRの24時間耐久でフォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRのステアリングを握り、ポールポジションと表彰台を獲得している。

「ふたたびドライブを再開できるのは最高の気分だし、好成績のまま終われているところからまた物事を始めるのは、悪いことじゃないよね」と語ったセーデルシュトレーム。

「ロブから学ぶことはたくさんあるし、彼やチームと一緒にドライバーとして次の一歩を踏み出せることを願っている。目標はSTCCでのジュニアタイトルと複数回の優勝だね」

 一方、2019年のチームタイトルを獲得したBrink Motorsportは、初の公式テストを目前に控えたタイミングで、起用をアナウンスしていたフレデリック・ブロムステッドの離脱を発表。トビアス・ブリンク、ハンス・モーリンと並ぶ3台目のドライバー候補を「急遽、検討しているところだ」と明かした。

 また、STCCのシリーズオーガナイザーは、8月のゲラーローゼン・アリーナで始まる短縮全4戦のシーズンを前に、新たなライブストリーミングサービス“STCC+”の創設を発表。開幕戦以降、シェレフテオ・ドライブセンターアリーナ、マントープパーク、リング・クヌットストープでの全レースに加え、今週開催の公式テストに至るまで、トークセッションやシュートアウトを交えたコンテンツとしてストリーミング放送を実施する予定だ。

一部ミラークローム仕様となっていた2018年に対し、色合いを合わせながら、より幾何学的なスキームへと進化している
ルーフにはロブ・ハフがWTCR時代に所属したSLRと同様に、国旗のイラストが描かれる

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