投稿日: 2020.09.08 12:37
更新日: 2020.09.09 14:00
更新日: 2020.09.09 14:00
かつてのチームメイト同士で明暗分かれたアロンソと佐藤琢磨/スペイン人ライターのモータースポーツ便り
Alex Garcia
Translation:AKARAG
「インディ500が勝者を選んだ」これは伝説のインディアナポリス500レースをいかにしてドライバーが制したかを要約している、よく知られたフレーズだ。インディ500は世界でも最長の距離を走行するモータースポーツイベントであり、この非常に奇妙な年となった2020年に開催104回目を迎えた。速さと優れた戦略、冷静な心が必要だ……。だが幸運も必要だろう。“選ばれし者”にならなければならないのだ。今年、インディアナポリスは多くの話題を提供してくれたが、私は特に、3人のドライバーの間でスペインと日本を結びつける話に特に関心を持った。
偉大なレーサーでも、そのキャリアのすべてを通してインディ500のボトル入りのミルクを味わったことのない者がいる。何人か名前を挙げることができる。ダン・ガーニー、マイケル・アンドレッティ、ナイジェル・マンセル……そして、おそらくはフェルナンド・アロンソもここに名を連ねるだろう。