投稿日: 2020.09.30 07:00
更新日: 2020.09.30 09:07
更新日: 2020.09.30 09:07
ホンダF1山本MD「1年目であれだけ上がれるドライバーは、なかなかいない」角田の去就にも期待/FIA-F2第10戦
取材・まとめ 柴田久仁夫
──今年スーパーライセンスを取れた場合、あるいは取れなかった場合どうするか、レッドブル側とは話しいてますか。
山本MD:もう10月ですし、マルコさんとはいろんな可能性を話しています。ただ結論には至っていません。
──F1への昇格も、視野に入っていますか?
山本MD:マルコさん個人は、角田くんのことを非常に気に入っている。ルーキー1年目であれだけ上がって行けるドライバーも、なかなかいませんしね。なのでF1昇格も考えていると、僕は信じていますよ。
──ロシアの週末、ホンダの和食を提供していましたね。
山本MD:F2ドライバーはチームとホテルが別だったりして、一方で僕は苦楽を共にしたい。モンツァのホテルがひどくて、あまり眠れないし、食事もかなり簡素だったようなんです。朝ごはんをちゃんと食べたいけど食べられないとのことで、「じゃあ、ロシアだけはトレーナーとふたり分、ホンダの和食を用意してあげる」と。レース前にはげんを担ぐ意味で、カツ丼とかステーキを食べさせました。
──写真だけ見ても、すごい量ですね。
山本MD:僕も食べ切れるかなと思ったんですが、「これぐらい、軽いです」と彼自身が2食分頼んだのです。
──その効果が出ましたか?
山本MD:多少はあったのか、僕は「実力だよ」と言いましたけど、あるいは日本食だから気分は上がったかもしれませんね。
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