直近のチームマネージャー・ミーティングで採択された変更点に対して、シルバーライン・スバル・チームBMRの代表を務めるウォーレン・スコットは「決定に失望した」とコメントしたが、この採決がライバルとなるチーム代表たちの合議である点は尊重する、と述べた。
「本当に残念だ。ただしチャンピオンシップがどのように機能するか、それは我々の意思決定に委ねられており、BTCCと、そのレギュレーションに異議はない。彼らはレヴォーグの重量配分にアドバンテージがあると言うが、それは必ずしも真実ではない。シーズン後半で見せた速さは、そこまでの不振でサクセスバラストが多くない状態でのものだったことは議論するべきだと思う」
「しかし、私たちはこの決定を受け入れ努力を続けるつもりだ」
この決定により来季のテクニカル・レギュレーションが明確化したことで、チームBMRはスバル・レヴォーグの増産が可能となったという。
「もちろん、我々のマシンを使いたいという要望があればそれに応えることは可能だ。そのために我々はすでに忙しく働いているよ」と、スコット。
パドックの噂では、今季までのファクトリーチーム4台に加えて、インディペンデント・クラス登録によるプライベーターチームが2台のレヴォーグを投入するとみられており、先日ドニントンパークで開催されたテストに、2016年はメルセデスAクラスをドライブした19歳のエイデン・モファットがレヴォーグのステアリングを握っている。

