「アウディはここまでのところうまく機能してきたが、最新世代のNGTC車両はパフォーマンスの面で一歩前進していることが明白になった。また、2022年からシリーズに導入される新しいハイブリッド規制についても考慮する必要があった」と明かすカービィ代表。
「2021年以降に利用可能なオプションを検討したが、ヒュンダイは魅力的な選択肢だった。EXCELR8はこの競争が激しい選手権で最前線を狙えるマシンを仕上げ、素晴らしい仕事をした。そしてそれは新しいハイブリッド時代を念頭に置いて設計されたモデルなんだ」
一方のEXCELR8代表を務めるジャスティナ・ウイリアムズも、この新規契約がチャンピオンシップの候補になるという長期目標に向けた「次のステップ」であることを強調した。
「2021年にダンのチームとこの新しいパートナーシップを組み、BTCCでのプログラム拡大を発表できることを光栄に思います」と続けた代表のジャスティナ。
「BTCCプログラムに最初に着手した際に宣言したように、私たちの目的は他のカテゴリーで達成したのと同様に、BTCCのタイトルを争うこと。それは一夜にして起こることではないこともよく知っているわ」
「両チームが力を合わせることは、当事者の双方がシリーズへの関与を増やすための素晴らしい方法であり、過去2シーズンで達成したことをさらに発展させる機会を提供してくれる」
「今季ヒュンダイについて学んだことを踏まえて、冬に向けてパッケージ改善のための開発プログラムを実施しているところ。2021年は表彰台に定着するという挑戦に向け、そのパフォーマンスを顕在化させるドライバーのラインアップをまとめている最中で、その“進行中の議論”もまもなく決着するはずよ」

