「チームとしての長期的なビジョンは、REC(レーシング・エンタイトルメント・コントラクト/シリーズ参戦枠)に投資することで、いつの日か自分たち自身の運命をコントロールすることにあった。このシリーズは依然として、僕らのビジネス面で高い訴求力を持つ、完璧なプラットフォームを提供してくれている」とブランシャード。
23レッド・レーシングから引き継いだティックフォード製マスタングを託すスレイドにも、代表として絶大なる信頼を寄せる。
「ティム(・スレイド)は、チームにとって本当に貴重な戦力であり財産だ。彼はスピードと多くの経験をもたらすだろうし、その事実はシングルカー体制のチームにとって非常に重要な意味を持つ。彼とは旧知の仲で、その能力には多大なる敬意を払っている」
一方、リードドライバーに就任したスレイドも、チーム加入の喜びとともにフルタイム復帰に向けた意気込みを語った。
「何よりも、BRT(ブランシャード・レーシングチーム)に参加できて本当にうれしいよ。すでにチームとのフィット感もバッチリだ。彼らを代表して走れることに、心からワクワクしている」と語ったスレイド。
「COVID-19のサスペンデット期間には、彼らのビジネスを手伝っていくつかの支店で働いていたので、彼らやスタッフにとってこのレースプログラムがどれほど重要かを理解している」
「メルボルンの本部内にレースチームのワークショップを開設するのは本当にクールだし、それらすべてをまとめたティム(・ブランシャード)は素晴らしい仕事をしたと思う。スーパーカーはとてつもなく競争が激しいタフなカテゴリーだが、成功に向けた材料はすべて整ったと感じているよ」

