更新日: 2018.08.28 12:22
ポルシェ マカオGTワールドカップ プレビュー
日程
ギア・サーキットを18周するこのレースは11月20日の現地時間で午後0時55分にスタートします。全12周で争われる予選レースは11月19日の現地時間午後0時10分に行われます。
レース前の関係者コメント
フランク-シュテファン・バリザー博士(ポルシェ モータースポーツ部門責任者):
「マカオでのレースは、現代の自動車メーカーにとっては間違いなく最も大きなチャレンジのひとつです。このレースは短くてとても緊迫したレースです。ドライバーは戦略を練る時間がなく、スタート時からチャンスを掴まなくてなりません。
コースはとても見ごたえがあり、レース全体を通じて高い集中力が求められます。タイトなコーナーは非常にタフです。私たちの911 GT3 Rにとっては厳しい試練となるでしょう」
サシャ・ピルツ(GTカスタマーレーシングマネージャー):
「911 GT3 Rはデイトナ24時間レースなどの伝統的なレースや国際スポーツカー選手権など、最初のシーズンでその実力をいかんなく証明し、直近ではGTマスターズの最終戦で優勝を飾りました。マカオの曲がりくねったサーキットですばらしいパフォーマンスを見せることによって、911 GT3 Rの実力を明確に示したいと思います」
アール・バンバー(911 GT3 R #911):
「私にとって今回はとても特別なレースになります。長年にわたってアジアで911 GT3カップを戦ってきました。マカオは2013年のレースが初出場でしたが、とてもすばらしい体験でした。ワークスチームと新しい911 GT3 Rでマカオに戻るのを今から楽しみにしています。
コースの設定はユニークで素晴らしく、とても難しいサーキットです。間違いなく予選の結果が勝利を左右するものになるでしょう。マカオではオーバーテークが難しく、スターティンググリッドでの有利な位置が成功の鍵を握ります」
ケビン・エストレ(911 GT3 R #912):
「マカオのストリートサーキットは私にとってトップスリーに入る最高のサーキットです。高速で非常に難しく、バンプやブラインドコーナーが数多くあります。
エスケープゾーンがなく、壁とガードレールがすぐ目の前にあります。スタートからフィニッシュまで集中力を保つことが重要で、わずかなミスも許されません。
このレースには多くのファンが詰めかけて素晴らしい熱気に包まれます。ほとんどのドライバーにとってはこれが今シーズン最後のレースとなるため、誰もがここで勝利を飾って冬のシーズンオフを迎えようと必死になるでしょう」