更新日: 2021.01.19 15:52
BTCC:開幕5週間ディレイの改訂版カレンダー発表。ホンダ陣営最後の1台は女性ドライバーに
「その週末の段階で、私の来季計画はなんとしてもBTCCのレギュラーシートを獲得することに絞られていた。そのため、BTCCのシリーズとBTCレーシングとも真剣な協議を続け、こうしてサポートを得られることになった」
直近にシシリー・モータースポーツへの移籍を表明したチルトンのシートに座るエドワーズは、エースのジョシュ・クック、マイケル・クリースの3台体制の一角として、FK8型ホンダ・シビック・タイプRのステアリングを握る。
「この冬の間、チームオーナーのスティーブ・ダッドマンとはとても真摯に話を続け、非常に忠実で信頼できる言葉を投げ掛けてくれた。こうして素晴らしい機会を与えてもらい、まさに夢が実現したわ」と、父ジムに続いてのBTCCフル参戦を果たすエドワーズ。
「1回限りではなく、チャンピオンシップを追うこと、真のツーリングカーレースで戦うことが私の夢だった。スティーブやBTCレーシングのメンバー全員にとても感謝しているし、これからのシーズンに向け、信じられないほど興奮しているわ」
一方、エドワーズ起用を決めたダッドマンも、早期に3台のラインアップを完成させたことを喜んでいると語った。
「ラインアップの早期確定はチームにとって素晴らしいニュースで、新たなBTCCシーズンに向けてすぐにも準備を始めることができる」と続けるダッドマン。
「ジェイドと契約を結ぶことができて光栄だ。彼女はこの機会に値する才能で、BTCレーシングは可能な限りあらゆる方法で彼女をサポートするよう努める。私はジェイドがそれを活かしてくれると確信しているんだ」
「彼女が昨季のシリーズデビューで見せたプロの仕事ぶりに感銘を受けたし、その素質は徹底的にレーサーのそれだった。このツーリングカーの世界で必要なのは、まさにそれだけだ。ジョシュやマイケルと並び、グリッド上で最もエキサイティングでバランスの取れたエントリーになった。新シーズンが待ち遠しいよ」
■BTCCイギリス・ツーリングカー選手権 2021年改訂版カレンダー
ラウンド 開催日 開催地
Rd.1 5月8~9日 スラクストン
Rd.2 5月15~16日 スネッタートン(300)
Rd.3 6月12~13日 ブランズハッチ(インディ)
Rd.4 7月31~8月1日 オールトンパーク(アイランド)
Rd.5 8月14~15日 ノックヒル
Rd.6 8月28~29日 スラクストン
Rd.7 9月18~19日 クロフト
Rd.8 9月25~26日 シルバーストン(ナショナル)
Rd.9 10月9~10日 ドニントンパーク(ナショナル)
Rd.10 10月23~24日 ブランズハッチ(GP)