更新日: 2018.07.27 14:39
ティモ・グロック&マルコ・ウィットマンのDTMコンビがバサースト12時間に挑戦
DTMドイツ・ツーリングカー選手権のBMWファクトリー・ドライバーであり、元F1のパナソニック・トヨタ・レーシングでレギュラーを務めたティモ・グロックが、同じくBMWドライバーで今季自身2度目となるDTM王座を決めたマルコ・ウィットマンと組み、オーストラリアで開催される伝統の『バサースト12時間耐久』に初エントリーすることとなった。
このふたりとマシンをシェアするのは、豪州V8スーパーカーでタイトル獲得経験を持つ実力者マーク・ウインターボトムで、合計2台がエントリーするBMW M6 GT3の1台をドライブする。
このM6 GT3はBMWワークス体制でのエントリーとなり、オペレーションは現地の有力チームであるスティーブン・リチャーズ・モータースポーツ(SRM)が担当する。もう一方のM6には、3人合わせて『バサースト1000』通算10勝のマーク・スカイフ/ラッセル・インゴール/トニー・ロンハースト組という強力なラインアップがそろった。
グロックがオーストラリアでのレースに参戦するのは、DTM転向以前となる2013年のF1オーストラリアGP以来。またGT3マシンは、昨年アレックス・ザナルディと組んでZ4 GT3で参戦したスパ24時間以来となる。
「少しのブランクを経て、またこうしてオーストラリアでレースができるのは素晴らしいことだ」と、グロック。
「バサーストでドライブしたことはないけれど、(開催地であるマウントパノラマの)このトラックは伝説的な場所だ。僕にとってはM6 GT3も初だし、このマシンとサーキットへの挑戦を本当に楽しみにしているよ」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています