一方、先月のDTM最終戦ホッケンハイムでアウディのエドアルド・モルタラを破り、3年ぶり2度目のタイトルを獲得したウィットマンも、バサースト参戦は今回が初となる。
ウイットマンは「現時点では、コンピュータゲームでしかマウントパノラマを走ったことがないんだ(笑)」と明かす。
「象徴的な場所だし、ドライブするのが本当に楽しいトラックだと思う。BMW M6 GT3での最初のラップが本当に待ちきれない気分だ。GT3マシン自体はニュルブルクリンクとデイトナですでによく知っている。僕の経験がチームに役立つことを願っている」
もうひとりのドライバーである地元勢のウインターボトムは、現チーム代表のリチャーズとともにV8スーパーカーシリーズの1戦であるバサースト1000を制覇。フォード・パフォーマンス・レーシングの黄金時代を作った。
そのウィンターボトムも12時間への参戦は初。彼にとってはGT3マシン・デビュー戦ともなる。

