更新日: 2022.10.20 16:07
2度目の“モータースポーツ世界統一戦”は2021年10月開催。新たにLMP3などを追加へ
そのほか、前回大会から継続となるシングルシーターのF4や、ツーリングカーのTCR、さらにドリフト、eスポーツのシム・レーシングに加え、草の根となるグラスルーツ・カテゴリーへも焦点を当てるとし、ジュニアとシニアのクラスに分類されたレーシングカートでは、スプリントとエンデュランスの計4種目を追加。
さらにR4規定の4WD車両と、R2規定の2輪駆動部門に分けられたステージラリーや、クロスカーバギーなどラリー系4種目に加え、カートだけでなくオートスラロームも実施することで、全18種目、合計54個のメダルを賭けて争われる。
「FIAドライバーズコミッションの会長として、この素晴らしいイベントをふたたび軌道に乗せることができて本当にうれしい」と語るのは、耐久シーンの英雄であり、こうした世界的“異種格闘技戦”で無類の強さを誇ってきたトム・クリステンセン。
「このFIAモータースポーツ・ゲームスは、草の根レベルからエリートまで、モータースポーツのファミリー全体が一堂に会する特別な機会だ。多くの地域や国に住むどんな女性も男性も、このスポーツに対する情熱を共有している」と続けたクリステンセン。
「この大会は、こうした困難な時期を経てふたたびみなさんの国で、モータースポーツに新たな刺激を与えるチャンスでもあるんだ。ドライバーとして、僕らは国を代表してレースをする機会があまりないのが現実だ」
「個人的に、自分のキャリアの中でそうすることができて幸運だったと思うし、今でも忘れられない思い出がいくつもある。ドライバーの誰であれ、どの国から来たのであれ、そのドライバーのために作られたカテゴリーが必ずあるはずだ」