「過去2年間で、僕はチームやコリンと素晴らしい関係を築いてきた。冬の間、マシンはさらに改良されており、BTCCのグリッド上で最高のパッケージを手に入れている状態だ」と続けたオリファント。

「一貫性こそチャンピオンシップに勝つための鍵で、レースでの勝利と表彰台フィニッシュを定期的に獲得する必要がある。キャリア最初のポールポジションを獲得することも個人的な目標だ。楽しみにしていることがたくさんあり、始めるのが待ちきれない気分だよ」

 そして2008年シーズンにこのWSRからBTCCデビューを果たし、2年目の2009年には2勝を挙げているステファン・ジェリーは、10年以上のときを経て古巣への復帰が決まった。

「直近の過去数シーズンもBMWのステアリングを握ってきたけれど、インディペンデントで勝利を飾ってなお、こんな機会が訪れるかどうか確信を持てないでいたんだ」と、正直な気持ちを吐露したジェリー。

 BTCC離脱後は国内のスポーツカー耐久に主戦場を移していたベテランは、2017年のツーリングカー復帰と同時にTeam Parker(チーム・パーカー)のBMW125i M-Sportをドライブしてきた。もちろん、この車両を製造したのはWSRでもある。

「10年以上ぶりにワークショップに足を踏み入れたとき、最初に気付いたのは棚に乗せ切れないほどのトロフィーが置いてあるということだった。それは信じられないほど刺激的な光景だったよ」と続けた38歳のジェリー。

「1シリーズの経験があれば、BMW330i M-Sportに適応するのにそう時間は掛からないはずだ。チームにはコリンとトムの両名がいることも心強いし、BTCCでの野望を達成するため考えうる限り最高のプラットフォームを与えられており、それを無駄にするつもりはないよ」

最後の席には10年ぶりのチーム復帰となるステファン・ジェリーの起用がアナウンスされた
BTCC復帰以降、一貫してBMW125i M-Sportをドライブしてきたステファン・ジェリー

本日のレースクイーン

林れむはやしれむ
2025年 / スーパーGT
マツキヨココカラアンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年6月号 No.1608

    [特集]レッドブル 角田裕毅
    5つの進化論

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円