更新日: 2021.02.19 11:08
BTCCチャンピオンチームのWSRが残る2台のラインアップ発表。ジョーダン復帰はならず
「過去2年間で、僕はチームやコリンと素晴らしい関係を築いてきた。冬の間、マシンはさらに改良されており、BTCCのグリッド上で最高のパッケージを手に入れている状態だ」と続けたオリファント。
「一貫性こそチャンピオンシップに勝つための鍵で、レースでの勝利と表彰台フィニッシュを定期的に獲得する必要がある。キャリア最初のポールポジションを獲得することも個人的な目標だ。楽しみにしていることがたくさんあり、始めるのが待ちきれない気分だよ」
そして2008年シーズンにこのWSRからBTCCデビューを果たし、2年目の2009年には2勝を挙げているステファン・ジェリーは、10年以上のときを経て古巣への復帰が決まった。
「直近の過去数シーズンもBMWのステアリングを握ってきたけれど、インディペンデントで勝利を飾ってなお、こんな機会が訪れるかどうか確信を持てないでいたんだ」と、正直な気持ちを吐露したジェリー。
BTCC離脱後は国内のスポーツカー耐久に主戦場を移していたベテランは、2017年のツーリングカー復帰と同時にTeam Parker(チーム・パーカー)のBMW125i M-Sportをドライブしてきた。もちろん、この車両を製造したのはWSRでもある。
「10年以上ぶりにワークショップに足を踏み入れたとき、最初に気付いたのは棚に乗せ切れないほどのトロフィーが置いてあるということだった。それは信じられないほど刺激的な光景だったよ」と続けた38歳のジェリー。
「1シリーズの経験があれば、BMW330i M-Sportに適応するのにそう時間は掛からないはずだ。チームにはコリンとトムの両名がいることも心強いし、BTCCでの野望を達成するため考えうる限り最高のプラットフォームを与えられており、それを無駄にするつもりはないよ」
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