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 TCRの年間BoP(バランス・オブ・パフォーマンス/性能調整)を決める公式テスターを務めた経歴も持つロイドは、この契約で「本格的に選手権タイトル挑戦の足場を固めたい」との意欲も示した。

「この機会にはとても感謝している。チームと協力するだけでなく、ジェイソンの豊富な経験から学ぶことも本当に楽しみだ。僕はこれを長期的なパートナーシップとして継続し、BTCCの“ヘビー級選手”に対して複数年にわたるチャレンジを開始したいと心から望んでいるんだ」

 2020年は年間エントリーを取りやめ、1戦ごとにゲストドライバーを起用する厳しいチーム運営を強いられてきたPMRだが、代表のアダム・ウィーバーは2021年を前に強力なラインアップで戦線復帰を果たせる状況を「喜んでいる」と、その意気込み語った。

「ダンが我々とともに新しいシーズンに参加してくれることに本当に興奮している」と続けたウィーバー代表。

「彼はいつでも我々のレーダーに乗っているドライバーであり、過去にグリッドに並んでいた姿からもつねに感銘を受けてきた」

「ダンの手に適切なマシンと装備があれば、彼は本物のチャンピオンシップ候補になるだろう。そして彼の隣には、これまでのBTCCでもっとも成功したドライバーのひとりがいる。これは2021年のグリッドでもっとも強力なペアのひとつであると、誰もが認めるラインアップだろうね!」

2020年はジェイド・エドワーズやジェス・ホーキンスなど女性ドライバーも起用したPMR。そのジェイドは2021年にBTCのレギュラーシートを獲得している
BTCC通算99勝の“悪童”ジェイソン・プラトも2年ぶりのフル参戦復帰。ロイドとの強力タッグで挑む

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